値上がり益

株式投資の最大の魅力は、値上がり益です。預貯金は、安全性が高いかわりに、収益性には限度があります。過去の高金利の時代には年利8%台の貯蓄商品も登場しましたが、株式投資では、1日で8%値上がりする会社もめずらしくありません。預貯金にはない大きな収益が期待できる。ここが株式投資の大きな魅力です。特に現在のように非常に金利の低い状況では、株式に目が向いて当然ともいえます。どのようになれば利益が出るのか。単純にいえば、買った時の株価より高くなった時 に売れば利益を得ることができます。たとえば、1株500円で買った株式が600円になれば100円の利益になります。(実際には手数料がかかります)

配当金

配当金とは、企業が1年間に稼いだ利益の中から株主に対して、支払われるお金です。ただし、必ず支払われるというものではなく、会社が支払うと決めたときにだけ支払われます。ですから、利益があっても支払わない会社や利益が無くても支払う会社もあります。なお、株価の値上がりによって得る収益をキャピタルゲイン、配当金で得る収益をインカムゲインといいます。

株主優待

会社が株主に対して、自社製品や優待券、サービス券などを無料で配布することを株主優待といいます。デパートやファミリーレストラン、ファーストフード店なら割引券、食品会社なら自社製品、鉄道会社は回数券や全線パス、映画・劇場会社なら招待券や優待券といった具合です。

株式分割

株式分割とは、1株の株式をいくつかに割って、株数を単純に増やすことをいいます。たとえば、1株を2株に分割するという場合は、いままで1株だった株式が2株に増えるということです。株数が増えるので資産も一挙に2倍になるようにも思えますが、そうはなりません。たとえば1株1,000円の株式が分割されて株数が2株に増えても、価値が2,000円になるわけではなく、単純に半分に分けられただけですから、1株の価値は500円になります(実際に株価も500円になります)。2株で1,000円ということです。つまり、分割前(1,000円×1株)と後(500円×2株)では株主の持っている価値に変わりがないということです。ということは、この段階では株主にとって何のメリットもない、ということに気づかれると思います。では、なぜ株式分割が、株式投資の魅力といわれるのでしょうか。これは、もし配当金が分割前と変わらなかったり、株価が元に戻った場合には、増えた株数の分だけ資産が増加することになるからです。1株を2株に増やした例でいえば、分割前に1株10円の配当だったのが、分割後も変わらなければ20円の配当を受け取ることができます。また、500円に下がった株価が1,000円に戻れば、合わせて2,000円の価値になります。このように結果によっては、収入や資産が増えることになるので、株式分割も魅力の一つといわれているのです。なお、株式分割の表示方法として、1株を2株に分割する場合を「1→2」の株式分割と表します。株式分割が行われるのは、高い株価の会社が、個人投資家が買いやすいように株価を引き下げ、株主数を増やすためです。